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つよポタミア

自転車関係の雑記帳(マラソン記事もよく読まれているよ)

富士チャレンジ(2016)ソロ200km

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秋分の日、お台場ではポケモントレーナーが大集合したらしいが、雨の富士スピードウェイでロシアン落車ルーレットを楽しむ選手達も大概である。

 

出走まで

4:20出発、吉牛とセブンで補給し、6:30頃FSWに到着する。DNSが多いのか割とピットに近いところに駐車できた。この雨模様では6時間前後で完走できれば御の字だろう。

 

荷物運びや受付で7:30になったので、雨の中を試走する。第1コーナーのエスケープゾーンで初心者講習を行っていた。30人くらいだろうか。前回コースアウトしたそでがうらエンデューロのことがあるので、コース外の状況も観察した。

 

あまり選手が走っていないのをいいことに、わざと縁石に乗り上げたり、立ち止まって縁石の手触りを確かめたりした(本当はしてはいけない)。縁石はボコボコ波打っており、硬くざらざらしていた。また縁石の真横にトラップのような窪んだ排水溝が確認された。

 

主な機材は1回しか雨天走行してないTrimax30とミシュランPower Competition(前7.0後7.5)。ボトル2本を含め車重は10kgぐらい。今日の雨コーデはオイルを塗り塗りしてからアンダーアーマーの袖無しインナー、ウィンドベスト、ジャージと3層のミルフィーユで体幹の保温を重視。薄手のアームカバーとシューズカバー、サイクルキャップも着ける。

 

スタートが10:00と時間があるので、コーヒーやスポドリを1Lほど摂取する。身体を温める程度にローラーを回し、9:40頃に並び集団の真ん中に位置する。

 

1-10周目

ブレーキの大合唱で、周囲の選手は丁寧に走っていた。数周もするとバラけてきたので、脚のありそうな選手に付き位置気味で走る。逆バンクの第1コーナーは鬼門で「また第1コーナーで落車です」のアナウンスが聞こえる。

 

第1コーナーを曲がっている最中に軽くトルクをかけたら、リアがズルっといった。安全マージンが15%あると思ったら5%もないことに気が付いたので、タイヤ感覚を修正する。以後、ビビリながらバイクを立てて曲がる。

 

Power Competitionはウェットの市街地走行ではあまり滑る感覚はなかったのだが、レーススピードとなると接地感に欠ける。これ雨だとダメなやつか。良くも悪くもPro4SCとは完全に別物。

 

第1コーナーでは、リアに荷重を移しつつブレーキをふわりとかけ、アウト側をスローカーブのような軌道で曲がる。この時ハンドル右側を少しだけ押し込む。こんなライン取りしている選手は他にいないぞ。すると下りで回すため余計な脚を使う。

 

下り後の左コーナーがまた怖いので、脚を止めるまたは最小限のトルクで、カットボールのように小さく切れる軌道で曲がる。間違ってもシュート回転にはしない。たまたまコース外スタッフが、遅めの選手に声掛けしていたので助かった。

 

途中で先頭集団に付いていったが、あまりにも速いので1周で降りる。走行中にサイコンを見る余裕はなく、後で確認すると6:40、NP247と普通じゃない強度であった。先頭集団での展開はFTP300弱ないと厳しいだろうな。入りは7:30前後のペースで平均時速が36km/hである。

 

11-20周目

膀胱が膨れていく感覚と共に、レース前のコーヒーが脳裏をよぎる。12周目で早速ピットインし尿意から解放される。ピットレーンに出たところでヘルメットを着け忘れていることに気づき、慌てて戻る。最悪死ぬところだった。

 

アトリエ列車に乗車させてもらい7:30ペースを刻む。すると再び尿意に襲われる。尿カテ入れて走りたいと本気で思った。20周目でピットインし、今度はヘルメットを着用したまま膀胱を空にする。後2回は行くのだろうかと思うとテンション下がる。

 

21-30周目

当てにしていた竹芝列車が全く見当たらない。代わりに脚の合う7-8名の集団で走る。データを見返すと7:30-7:50と順調にペースを刻んでいた。先程とは違うアトリエの選手がとりわけ脚があるようで半ば機関車化していた。集団の構成員に大きな変動はなく、淡々と列車は進んでいく。ようかんやカロリーメイトを消化し、終盤に備える。

 

31-40周目

集団に1人元気な選手がおり、知り合いがいるのか時々コミュニケーションを取っている。30数周目だろうか。休憩から復帰してきてより元気になったのか、ホームストレートで「20秒間隔で回していこう!」の音頭が取られる。この時、私は5、6番目だった。

 

直後の第1コーナーで、その選手が先頭でインからやや突っ込み気味に入る。バイクが傾いて横倒しになる。2番目の選手が巻き込まれ連鎖的に落車。瞬間、蜘蛛の子を散らすように回避行動へと移る。と同時にコース外にいるスタッフから笛が鳴らされる。

 

倒された2番目の選手がアウト側にスライドしてくる。無意識にブレーキングは危険と判断したのか、そのまま直進してコースアウト。思ったよりエスケープゾーンは広く、斜めに下りながら後方をチラ見する。

 

後続は来ていなかったので、勢いのままに縁石を乗り越えコースに復帰。この間5-10秒。なぜかマリオカートを思い出した。集団は5名に減る。皮肉にも、先程とはまるで別の生き物のようにスムーズに列車が回り始める。

 

その後集団は離合集散を繰り返し、気が付いたら一人旅に。完全に垂れたのでフォルジーク山梨の6時間半列車に2周ほど避難。フォルジーク列車は5人でシェルターを作り、平地と下りで速く、登りでゆっくりとお手本のような走りをしていた。数十人の大所帯も納得である。

 

41-44周目

少し速い列車に乗り継ぎ、脚を使い切る。前を走る選手がかなり消耗した様子だったが、気合いで踏み倒す漢っぷりにサムズアップ。

 

再び雨が激しくなり、曇り止めを塗ったはずのメガネ兼グラサンが曇りまくる。重要なのは前を見て真っ直ぐに走り、周りの誰も信じないことだ。一番信用できないのは自分のタイヤなんだけど。まばらになったコースで直線だけ踏み、後はセーフティに。保険で1周多めに走りブロンズタオルを入手する。

 

帰宅後、同居の親族にレースの様子を報告すると「そこに集まる人達はバカなの? 税金の無駄遣いでしょ(救急車の出動などが)」と言われ、返す言葉がなかった。自身の機材リスクに関してはもちろん報告していない。

 

走行データ(保険の周回含む)

6時間8分、201km、149W(NP196)、85rpm、148/179bpm、ダンシング率6.4%、16.6℃、3277kJ(W'252kJ)、TSS369

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ペダリングに関しては考える余地もなかったので、これが本来のペダリング。やはり脱力が不十分か。

 

 

ゾンダとTrimax30のインプレッション

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結論から述べると、タイヤの違いと風や路面といった外部環境の変化で、1万キロ乗ったゾンダと数キロ乗ったTrimax30の性能差がよくわからなかった。実験失敗である。Trimaxの方がわずかに速いようにも見えるが、経年劣化を考慮するとむしろゾンダの優位性が示唆される。 

 

Trimax30がいまいちというよりは、ゾンダのコスパが異様に優れているという見方ができる。しかし、全てにおいてゾンダが優れているかというとそうでもない。今回は走る精密機械になりきって、坂と平地の走行データを取得した。

 

 S坂 200W(PWR3.23倍)での比較

ホイール 時 間 平均速度(km/h) 平均出力(W) ペダリング効率(%) 備考
Zonda 7:00 13.0 200 48.0 ドライ/ウェット
7:01 13.0 201 47.4
7:01 13.0 200 49.1
平均 7:01 13.0 200 48.2 -
Trimax30 6:54 13.2 201 49.1 ウェット
6:56 13.2 201 48.0
6:55 13.2 201 47.6
平均 6:55 13.2 201 48.2 -

 

S坂 270W(PWR4.35倍)での比較

ホイール 時 間 平均速度(km/h) 平均出力(W) ペダリング効率(%) 備考
Zonda 5:27 16.7 269 52.2 ドライ
5:28 16.7 268 52.1
5:25 16.8 269 53.7
平均 5:26 16.7 269 52.7 -
Trimax30 5:24 17.0 269 52.7 ウェット, 小雨
5:22 16.9 268 53.0
5:27 16.7 269 53.4
平均 5:24 16.9 269 53.0 -

 

パワーウェイトレシオ(PWR)は、出力÷体重(62kg)で求めている。

 

N通り 200Wでの比較

ホイール 時 間 平均速度(km/h) 平均出力(W) ペダリング効率(%) 備考
Zonda 2:59 41.2 192 47.5 ドライ, 強風
4:32 27.2 202 51.0
3:08 39.3 199 50.0
4:42 26.2 202 50.1
平均 3:50 32.1 199 49.7
Trimax30 3:09 39.0 194 49.5
4:13 29.2 201 49.6
3:10 38.8 199 48.6
4:14 29.1 201 49.0
平均 3:41 33.3 199 49.2

 

N通り 270Wでの比較

ホイール 時 間 平均速度(km/h) 平均出力(W) ペダリング効率(%) 備考
Zonda 2:45 44.7 267 54.3 ドライ, 強風
4:00 30.8 269 54.9
2:47 44.2 262 55.9
3:57 31.1 268 57.0
平均 3:22 36.7 267 55.5
Trimax30 2:52 42.9 265 55.0
3:48 32.3 270 54.4
2:42 45.5 264 55.1
4:02 30.5 271 55.7
平均 3:21 36.7 268 55.1

 

測定条件

ホイール:Zonda1万キロ程度、フレ微少、ノーメンテ、1590g

タイヤ:パナレーサーevo3 tubeless 340g*2

チューブ:なし

スプロケアルテグラ11-32 287g

計2557g(カタログ値)

 

ホイール:トライマックス30、初期フレ微少、1580g

タイヤ:前輪pro4 SCV2 215g、後輪4000S2 225g

チューブ:R-Air 75g*2

スプロケアルテグラ11-28 249g

計2419g(カタログ値)

 

空気圧は両方とも前7.0bar、後7.5bar。タイヤは全て25C。

 

コースプロフィール

S坂:距離1.52km, 獲得標高102m, 平均勾配6.8%。路面良好、100m程度のトンネルで向かい風の時あり。乗馬療法ができるという施設が途中にある。

 

N通り:距離2.05km, 獲得標高3m。海に面しているため砂の浮いた箇所あり。アルコール依存症の治療ができる病院が途中にある。パワーメーター依存症も治せるとか治せないとか。

 

測定方法

S坂

9%の標識を18km/h程度で通過した瞬間にラップを取る。9%の標識から7%の標識までダンシング。その後はブラケットまたは上ハンで緩めの姿勢を保つ。バス亭までのタイムを計測。ホイール交換後はボトルを満タンにし、機材以外の重量を極力同じにする。

 

N通り

サーフボード自販機から直角カーブ手前の横断歩道の間で計測する。それぞれの箇所を25-30km/hで通過した瞬間にラップを取る。ブラケットで若干の前傾姿勢をキープする。運悪く前の車両に近づいた場合はドラフティングとなるため再計測する。

 

実施内容

S坂

曇り時々雨。午前中、ウェット路面がだんだんドライになるという災難に見舞われる。乾いていく路面をみながら残念だと思う。ドライとウェットの抵抗の差を考慮すると、Trimaxの方が全体的にタイムが良いと言える。計算上、機材の重量によるタイム差は1秒程度なので、ホイールのたわみ、ハブベアリングの抵抗、タイヤの転がり抵抗が残り数秒に影響を与えていると思われる。ホイールの劣化とタイヤの転がり抵抗が怪しい。

 

原因は何であれこの数秒の差は小さくない。たとえば修善寺の秀峰亭やホームストレート手前におけるアレン効果で、数秒遅れは集団から千切れるきっかけとなる。ヒルクライムならこの数秒は距離に応じて累積していく。

 

ホイールのインプレとしては、ゾンダが一瞬しなって進むのに対し、Trimaxは即反応する。かかりが良いという表現になるのだろうか。円盤に乗っている感覚があるのはTrimax。脚に優しいのはゾンダ。ゾンダは劣化しているということもあるが、若干ヨレて力をロスしている気がする。

 

N通り

曇り、南東から強い風。S坂から移動し、午後から計測。極端な追い風と向かい風で安定した出力を出すのが難しい。風速が微妙に変化するので、この条件で測定することが間違いであった。途中で車が出てきて加速が遅いと、完全にドラフティングになるのでしぶしぶ引き返す。

 

斜めからの向かい風でさらに強い風がドンと当たると、ケイデンスが一瞬で5-10下がる。そのためタイムにバラツキが生じている。ただ、風でハンドルが取られるということはどちらのホイールでもなかった。とにかく機材による差を打ち消してしまうほどの変化のある強風だったので、ホイールの空気抵抗の良し悪しが結果から読み取ることができない。もしかしたらTrimaxの方が中速度域での空気抵抗に優れているかもしれないという程度。

 

インプレとしては、直角カーブで曲がったときのフィーリングがTrimaxの方が良い。スムーズで速い気がする。また4000Sを付けているせいもあってか、路面の振動をよく拾う。マンホールや細かい路面の凹凸がサドルに伝わってくる。これはブルベだと腰にくるかもしれない。

 

最も違う点はブレーキの効きである。Trimaxはブレーキがかなり効く。黒い面はすぐ剥げるようなので、しばらくするとブレーキの効きが悪くなるかもしれないが。異物がブレーキシューに挟まったのか、細い線として下地のシルバーがすでに見えている。見た目にこだわる人はこれだけでがっかりだろう。

 

実施後

そもそもこのグレードのホイールで性能を比較すること自体あまり意味がない。なぜなら数秒のタイム差が結果に影響を与えるレースに出ている人は、ハイエンドのホイールを履いているからである。

 

ミドルグレードのホイールは見た目と乗り心地と耐久性で選ぶべきで、主観的なインプレッションが重要である。今回の水平的インプレでは両者の性能差が明確にはわからなかった。

 

一方で、ゾンダとシャマルのような垂直的インプレは実施する価値がある。なぜなら費用対効果がある程度明確になるからである。速くなるのかならないのか。もしかしたら「シャキシャキ軽快に走り、ハブも良く回る。ホイールの剛性は十分で、巡航時にギアが1枚違う。でもなぜかゾンダとタイム差が・・・」みたいなインプレになる可能性がないとは言えない。

 

あとホイールのインプレをして気が付いたのは、タイヤがタイムに及ぼす影響は意外と大きいかもしれないということである。

 

ダンシングをしたらめちゃくちゃ筋肉痛になった

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出所:『サイクリング解剖学』

 

最近は虚弱体質が改善されてきたと思っていたが、まだまだ貧弱なようだ。

 

金曜日に、短時間高強度に順応するため1分走を5セット行った。うち3回はブラケットを握ってのダンシング、1回はシッティング、残り1回は半々となる。頑張っても平均パワーは430-470Wと体重の7倍程度しか出ないが、レストは10分で実施した。

 

練習直後は大腿四頭筋にかなりの刺激が入った感覚があり、膝が痛くなるかもしれないと思った。これを行う数日前にゆっくり目のダンシングで重心を中央に持ってくるよう意識付けていた。

 

土曜日、予定していなかったロングに出かけることになった。懸念された膝痛はない。ところがキッチンの下にあるものを取ろうとしたときに、背中にピシっと痛みが走った。これ以上痛くなるようだったら、途中で引き返してこようと思ったが、自転車にまたがると痛みはどこかへ行ってしまう。結局150km走り、特に身体の変調はなく帰宅した。

 

日曜日、全身がだるかったが前日のロングから考えれば不思議ではない。体幹がいつもよりダメージを受けていることに気づく。ただ、プランクやサイドプランクを試しに少しだけ行ってみたところ、痛みが増強するわけではない。

 

月曜日、目が覚めたら脇腹に激痛が走っている。何だこれは。寝返りを打とうとするが打てない。寝返りを打つために手足を振り子のようにして身体を回転させる。それでも痛い。腹圧をかけ、痛みに耐えながら回転する。というか腹圧をかけると差し込むような痛みに襲われる。

 

朝食を作るためにキッチンの下に手を伸ばし、腰を曲げるとまたしても脇腹に激痛が。「ぐぇぇ〜」とカエルのような声を出しながら身体を起こす。痛みで身体が麻痺するような感覚を覚える。不自然に直立した姿勢で痛みに耐えていると、ボルタレンが出てきた。自転車関係の痛みで漢方以外の薬を飲むのは初めてかもしれない。もはや生活に支障をきたしているレベルなので、迷わず1錠を摂取する。効果は6時間。その間に回復してくれることを願う。

 

これはおそらく腹斜筋の損傷によるものだろう。以前に錦織選手が脇腹の肉離れを起こしたことがあったが、これは確かにテニスどころではない。

 

1分走の全力ダンシングという慣れない動作でまず脇腹がやられたと思われる。そこに追い打ちをかけるようなロングである。デッドリフトやスクワットで脚や背中の筋力は増加したが、腹部がおろそかになっていた可能性がある。フォームの改善(?)で身体の捻られ具合が変化したのも一因かもしれない。

 

Zwiftワークアウトをいくつか行ってみた

ここでは単発のワークアウトを取り上げる。何のために行うワークなのか理解していないものもあるが、とりあえずやってみたものを挙げる。

 

John's Mix

ワークアウトでまず目に入るのがこれ。入りがキツいレースを想定しているのか、最初に1分6倍が3セットきて、その後スプリント数回、ペース走の強度で落ち着く。短いバージョンもあるが、寒いときに行うと膝を痛くしそうなワーク。

 

The Gorby

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ゴルバチョフに関係があるのかわからないが、ゴルビー感のあるワーク。5分vo2max5分レストを5回繰り返す。辛すぎないけど楽ではない。できれば実走での坂インターバルとして行いたい。SSTと合わせてこの強度の重要性がわかるこの頃である。 

 

The Wringer

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平坦クリテを想定したワークだろうか。30秒全力を12回繰り返すシンプルなものだが、レスト時間がだんだん短くなる中盤以降はただの拷問と化す。だいたい半分終えたら神の休憩タイムに入るので、ワークに忠実な形で完遂したことはない。3本ローラーだとオールシッティングになるため、瞬間的な強度が出にくい。インターバル開始3秒前から踏み始めると、Perfectが出やすい。

 

The McCarthy Special

10分程度の坂でのふるい掛けが想定される拷問系ワーク。L4、L5、L6と3分ごとにビルドアップしていく、と書くと大したことないように思える。実際にはたった1セットで挫折する。完遂できる気がしない。

 

SST(Short)

これが意外にもキツくて完遂したことがない。40分連続SSTという苦行。余裕な人とそうでない人の差が激しいかもしれない。シッティングでずっと行っていると尻が痛くなってくるため、ダンシングを適度に入れる必要あり。完遂できれば短時間で効率よくフィジカルを底上げできる良いワークだろう。ウォームアップ時間が短いのが難点。

 

High Intensity Recovery

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FTPのちょい上とちょい下を3分ごとに行ったり来たりする18分を2セット行う。TTやクライマー向けのワークの気がする。ちょい下の部分がむしろキツいため、1セット行って挫折しかける。2セット目は指定の強度より数十ワット下げて行うインチキをしてもなお平均心拍数が1セット目と同じという有様。これも完遂には至っていない。

 

SST(Med)

SST30分を2回行う。5分レストの間に1分vo2maxのバーストが入るため、あまり休めない。一応完遂できたが、体力と時間に余裕がある時でないと厳しい。TSSを100近く稼げる。

 

Mat Heyman Paris Roubaix 1

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 序盤はL3で巡航し、中盤からL3の合間にL6バーストが入るワーク。エンデューロっぽくて実践的だと思う。入りはそれほど辛くないが、最後の方で心拍がきっちり上がるのでそれほど楽ではない。

 

The Mega

とてもやる気がしないワーク。

 

1年前同月との比較

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◇◆◇ヤビツ往復◇◆◇
昨年:4時間55分, 123km, TSS278, 118W(NP165W), 79rpm, 131拍, 2098kJ(W'62kJ), ヤビツ45分
今年:5時間4分, 123km, TSS232, 125W (NP170W), 79rpm, 140拍, 2286kJ (W'24kJ), ヤビツ47分

 

バーチャルパートナーを久しぶりに召還し、1年前のゴーストとTTを行う。結果としては10分近く遅れた。往路では謎の2人組に遭遇する。

 

信号無視したり、信号変わりそうなのにアタックしたり、横風でもないのにエシュロンになったり(むしろ風向きに対して並行)、適切でないタイミングの追い抜きでクラクション鳴らされたりと注目すべき走りをしていた。では私は模範的な走りをしているのかというと、そうでもないけれど。

 

9月の富士チャレでは、安全面および速さの観点から非合理的な走りをする参加者が一定数いるから気をつけろ、という啓示か。そでがうらエンデューロでも周回遅れに引っかかったから注意である。

 

横風メインの向かい風で巡航速度は40km/hを上回らない。帰宅寸前に自販機補給をするまでは休憩を取らなかったのに、ゴーストから5分遅れた。1年前の自分がどういうわけか速すぎる。パワー的には1年前を上回っていたので、信号の接続や風向きが微妙だったと思われる。

 

◇◆◇1km7%の坂◇◆◇
昨年(NP)
4:28, 252W, 171拍, 78rpm
3:51, 293W, 178拍, 84rpm
4:46, 238W, 174拍, 78rpm

 

今年(NP)
3:52, 296W, 155拍, 76rpm
3:46, 309W, 164拍, 78rpm
3:41, 309W, 167拍, 80rpm

 

某省関連の坂で計測。どちらもレスト4〜5分。この領域では明らかに変化がみられる。ケイデンスは変わっていないので、高回転で回せるという選択肢は用意した方がいいかもしれない。

 

BRM813つくば200(2016)

◇ブルベ前日

親戚に200kmブルベに参加することを話すと「うわ〜気持ち悪い(笑)」とのコメントを頂く。ブルベあるあるだろうが、やっぱりキモいよなと再認識する。親戚飲み会では車で来たからという理由ではなく、ブルベに参加するという理由で酒の勧めを平気で断る。

 

明日の20時以降に予定が入り、かつその2日後にチーム練がありそうなことから、つくばでは脚を温存しつつも速く走ることを念頭に置いた。

 

平地でタイムを稼ぐためにDHバーを、山岳での脚の消耗を遅らせるためにスプロケを11-32にする。私にとっては楽に速く走れる組み合わせである。

 

2014年の涼しいつくばでDNFしているため、念のため箱根で対策めいたことをしている。なお、この日のCTLは49.8、ATLは 31.7である。

 

箱根詣で[1]

BRM809つくば200DNF(前半)

BRM809つくば200DNF(後半)

 

◇スタート-PC1 1:41, 26.4km/h, 113W(NP151W), 140拍, 27.2℃

デッドリフトの筋肉痛および気管支炎はほぼ回復し、体調は良好である。天候的に灼熱ではないつくばとなりそう。車検直前に軽量化し、第1ウェーブでスタート。

 

単独走、先頭、集団内と割と変化がある区間。やや向かい風だが曇りで涼しい。150-170Wの140-150拍で巡航するが、今思えば集団内で楽して走れば良かった。サイエンス大通りまでは私が先頭固定で、それ以降はトルク感が普通じゃない方と先頭交代をしながら走る。

 

スタッフのいるPC1セブンに9:40頃着。5分で仕込みをする。

 

◇PC1-ミニストップ 2:58, 19.4km/h, 129W(NP157W), 144拍, 26.0℃

ペーシングの重要性が問われる区間。先程の方と先頭交代しながら走るが、クライマー系のトルク感が感じられたため、不動峠に入るなり自分から千切れる。後で聞くと9時間台で走られたとのことなので、付かなくて正解。遅かれ速かれ千切られてはいただろうけど。このあたりから晴れ間が見え始める。

 

155拍を上限に表不動を20分、スカイラインを20分かけて登る。ダブルボトルに背中の水ペットとドリンク多め。しかしこれは多過ぎた。止まる予定の小幡セイコマはパス。そのうち頭痛がしてきたのでDNFかと思ったが、ヘルメット下のキャップがこめかみに当たっていただけであった。キャップを脱いだらすぐに調子が戻る。

 

リア32を惜しげもなく使い、170W150拍を目安に登る。ガタガタ舗装と散乱した木くずのエレガンスを堪能する。ユートピアの自販機はevian4つ全てと何か2つが売り切れていた。途中AJ千葉のスタッフカーと抜きつ抜かれつになる。専用の車まであるとはすごい。一本杉峠からの登りでは160拍を超え、脚の消耗は避けられない。

 

風車の先からはグレーチングにバンプと、下りもまたエレガント。減速やジャンプを繰り返しながら丁寧に下る。下りジャンプとかこのルート以外で行った記憶がない。バンプクリボーに見立て、さながらスーパーマリオ状態。

 

スタッフのいるミニストップに12:40頃着。15分ほどトイレや仕込みに時間をかける。お友達数名と休憩。

 

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ミニストップ-PC2 2:08, 20.3km/h, 106W(NP135W), 139拍, 29.8℃ 

精神的に最も辛い区間シマシマ直登の手前で本日の最高気温34℃を計測。この気温でも十分に辛いが、3年前はこれより5℃程度暑かったらしいので、控えめに言えば地獄絵図だったのだろう。塩熱サプリを定期的に補給する。

 

初めての美味しいなっしーを頂く。涼しいつくばでは駐車場がもぬけの空だったので嬉しい。しかし下り補給を忘れた。下りが緩やかになってきたところで突然テニスボールが転がってきた。バットを持った小学生くらいの男子が後を追ってきた。ライン変更しながら大声を出して注意喚起をする。茨城弁で怒鳴りつけたわけではない、と思う。

 

しばらくすると120W140拍と異常値を示したため、高速道路の高架先でストップ。補給と給電を行い気分転換を図る。脚が売り切れたのか道祖神峠は32Tでも足りない。脚を温存するとは一体何だったのか。

 

スタッフのいるPC2セイコマには15:00頃着。10分程休憩する。お友達の姿は確認できず、通常のロングライドと化す。

 

◇PC2-PC3 1:50, 23.1km/h, 98W(NP128W), 132拍, 24.7℃

信号が少ないため、脚を休めても平均速度は上がる区間。売り切れた脚の回復を図る。裏不動も20分程度でクリアするが、ペダリングが雑になってきている。特にダンシングはヨレヨレでペダリング効率30%と酷い。今度は下りおにぎりを忘れずに補給。峠の直前で摂取し、下っている間に消化するイメージ。

 

稲穂たなびく田園風景のあたりから気合いを入れて回していく。強い横風でホイールからヒョロヒョロと珍しい音が聞こえる。

 

スタッフのいないPC3セブンに17:00頃到着。やはりお友達の姿はなく、5分程度で出発する。完全にソロライド状態。

 

◇PC3-ゴール 1:11, 29.4km/h, 127W(NP168W), 136拍, 20.1℃

来た道を戻るだけなのに、意外とミスコースに注意の区間。本日のライドで初カフェイン注入。効果あり。横風が向かい風のようにも感じ、道路脇の長い雑草がバサバサ当たる。稲穂と違って美しくない。

 

涼しくなり脚が回るようになってきた。脳内にフレイレ師匠を召還し、左右の脚をそれぞれ独立して回す感覚を覚える。ペダリング効率が50%と明らかに数値が変化。取手に入ったところで18:00となり、花火渋滞を抜け18:15頃にゴール。塩熱サプリは計13個消費していた。これ以外にマルチミネラル錠を1錠取っている。

 

ゴール後にロールキャベツを頂き、ちょっとした裏話を楽しむ。

 

◇2日後

TTポジションによるダメージが残りやすいハムや腰は大丈夫だが、大腿四頭筋の疲労が取れていない。ヤビツ後の45km/h列車は付いていくだけでも大変。R134の渋滞がいつにも増して酷かったのが救いとなる。

 

【結果】

10時間15分, TSS353, 110W (NP148W), 72rpm, 139拍, 4060kJ (W'29kJ), ダンシング率6.1%, 26.3℃

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ヤビツ詣で[5]

5時間41分, 125km, TSS203, 104W (NP151W), 77rpm, 127拍, 2118kJ (W'8kJ), 45%, 44:56

 

気管支に違和感があり時折咳き込む。乙女なDHで午後から出発。湘南の海はイモ洗い。江ノ島まで断続的渋滞となる。平坦横風で160W35km/h巡航をキープ。とにかく暑いので心拍は時々140を超える。サイコン33℃くらい。

 

L2~L3(名古木):49分52秒, 190W (NP194W), 74rpm, 157/172拍, 50%, 46:54, ダンシング率: 11.6%

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いつもの11-25と比べて11-32はもの凄く楽ができる。L2~L3で峠を登るならこれしかない。平地でのギアが少ないのが難点だけど。

 

今回は心拍160を目安に登る。パワーは割と変動するものの身体的な負荷を一定にしながら登れる感じ。エクストリームな条件下では心拍基準の方がよいかもしれない。峠は26℃前後と涼しい。

 

補給はゼリー系だけにしようと思ったが、固形物を入れないとどうも空腹感が出てくる。途中でおにぎり等を取る。帰路のR134は200Wの信号インターバルとなる。TSSが200というのは最小記録であり、確かに帰宅後の疲労感はいつもより少ない。