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つよポタミア

自転車関係の雑記帳(マラソン記事もよく読まれているよ)

BRM813つくば200(2016)

◇ブルベ前日

親戚に200kmブルベに参加することを話すと「うわ〜気持ち悪い(笑)」とのコメントを頂く。ブルベあるあるだろうが、やっぱりキモいよなと再認識する。親戚飲み会では車で来たからという理由ではなく、ブルベに参加するという理由で酒の勧めを平気で断る。

 

明日の20時以降に予定が入り、かつその2日後にチーム練がありそうなことから、つくばでは脚を温存しつつも速く走ることを念頭に置いた。

 

平地でタイムを稼ぐためにDHバーを、山岳での脚の消耗を遅らせるためにスプロケを11-32にする。私にとっては楽に速く走れる組み合わせである。

 

2014年の涼しいつくばでDNFしているため、念のため箱根で対策めいたことをしている。なお、この日のCTLは49.8、ATLは 31.7である。

 

箱根詣で[1]

BRM809つくば200DNF(前半)

BRM809つくば200DNF(後半)

 

◇スタート-PC1 1:41, 26.4km/h, 113W(NP151W), 140拍, 27.2℃

デッドリフトの筋肉痛および気管支炎はほぼ回復し、体調は良好である。天候的に灼熱ではないつくばとなりそう。車検直前に軽量化し、第1ウェーブでスタート。

 

単独走、先頭、集団内と割と変化がある区間。やや向かい風だが曇りで涼しい。150-170Wの140-150拍で巡航するが、今思えば集団内で楽して走れば良かった。サイエンス大通りまでは私が先頭固定で、それ以降はトルク感が普通じゃない方と先頭交代をしながら走る。

 

スタッフのいるPC1セブンに9:40頃着。5分で仕込みをする。

 

◇PC1-ミニストップ 2:58, 19.4km/h, 129W(NP157W), 144拍, 26.0℃

ペーシングの重要性が問われる区間。先程の方と先頭交代しながら走るが、クライマー系のトルク感が感じられたため、不動峠に入るなり自分から千切れる。後で聞くと9時間台で走られたとのことなので、付かなくて正解。遅かれ速かれ千切られてはいただろうけど。このあたりから晴れ間が見え始める。

 

155拍を上限に表不動を20分、スカイラインを20分かけて登る。ダブルボトルに背中の水ペットとドリンク多め。しかしこれは多過ぎた。止まる予定の小幡セイコマはパス。そのうち頭痛がしてきたのでDNFかと思ったが、ヘルメット下のキャップがこめかみに当たっていただけであった。キャップを脱いだらすぐに調子が戻る。

 

リア32を惜しげもなく使い、170W150拍を目安に登る。ガタガタ舗装と散乱した木くずのエレガンスを堪能する。ユートピアの自販機はevian4つ全てと何か2つが売り切れていた。途中AJ千葉のスタッフカーと抜きつ抜かれつになる。専用の車まであるとはすごい。一本杉峠からの登りでは160拍を超え、脚の消耗は避けられない。

 

風車の先からはグレーチングにバンプと、下りもまたエレガント。減速やジャンプを繰り返しながら丁寧に下る。下りジャンプとかこのルート以外で行った記憶がない。バンプクリボーに見立て、さながらスーパーマリオ状態。

 

スタッフのいるミニストップに12:40頃着。15分ほどトイレや仕込みに時間をかける。お友達数名と休憩。

 

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ミニストップ-PC2 2:08, 20.3km/h, 106W(NP135W), 139拍, 29.8℃ 

精神的に最も辛い区間シマシマ直登の手前で本日の最高気温34℃を計測。この気温でも十分に辛いが、3年前はこれより5℃程度暑かったらしいので、控えめに言えば地獄絵図だったのだろう。塩熱サプリを定期的に補給する。

 

初めての美味しいなっしーを頂く。涼しいつくばでは駐車場がもぬけの空だったので嬉しい。しかし下り補給を忘れた。下りが緩やかになってきたところで突然テニスボールが転がってきた。バットを持った小学生くらいの男子が後を追ってきた。ライン変更しながら大声を出して注意喚起をする。茨城弁で怒鳴りつけたわけではない、と思う。

 

しばらくすると120W140拍と異常値を示したため、高速道路の高架先でストップ。補給と給電を行い気分転換を図る。脚が売り切れたのか道祖神峠は32Tでも足りない。脚を温存するとは一体何だったのか。

 

スタッフのいるPC2セイコマには15:00頃着。10分程休憩する。お友達の姿は確認できず、通常のロングライドと化す。

 

◇PC2-PC3 1:50, 23.1km/h, 98W(NP128W), 132拍, 24.7℃

信号が少ないため、脚を休めても平均速度は上がる区間。売り切れた脚の回復を図る。裏不動も20分程度でクリアするが、ペダリングが雑になってきている。特にダンシングはヨレヨレでペダリング効率30%と酷い。今度は下りおにぎりを忘れずに補給。峠の直前で摂取し、下っている間に消化するイメージ。

 

稲穂たなびく田園風景のあたりから気合いを入れて回していく。強い横風でホイールからヒョロヒョロと珍しい音が聞こえる。

 

スタッフのいないPC3セブンに17:00頃到着。やはりお友達の姿はなく、5分程度で出発する。完全にソロライド状態。

 

◇PC3-ゴール 1:11, 29.4km/h, 127W(NP168W), 136拍, 20.1℃

来た道を戻るだけなのに、意外とミスコースに注意の区間。本日のライドで初カフェイン注入。効果あり。横風が向かい風のようにも感じ、道路脇の長い雑草がバサバサ当たる。稲穂と違って美しくない。

 

涼しくなり脚が回るようになってきた。脳内にフレイレ師匠を召還し、左右の脚をそれぞれ独立して回す感覚を覚える。ペダリング効率が50%と明らかに数値が変化。取手に入ったところで18:00となり、花火渋滞を抜け18:15頃にゴール。塩熱サプリは計13個消費していた。これ以外にマルチミネラル錠を1錠取っている。

 

ゴール後にロールキャベツを頂き、ちょっとした裏話を楽しむ。

 

◇2日後

TTポジションによるダメージが残りやすいハムや腰は大丈夫だが、大腿四頭筋の疲労が取れていない。ヤビツ後の45km/h列車は付いていくだけでも大変。R134の渋滞がいつにも増して酷かったのが救いとなる。

 

【結果】

10時間15分, TSS353, 110W (NP148W), 72rpm, 139拍, 4060kJ (W'29kJ), ダンシング率6.1%, 26.3℃

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ヤビツ詣で[5]

5時間41分, 125km, TSS203, 104W (NP151W), 77rpm, 127拍, 2118kJ (W'8kJ), 45%, 44:56

 

気管支に違和感があり時折咳き込む。乙女なDHで午後から出発。湘南の海はイモ洗い。江ノ島まで断続的渋滞となる。平坦横風で160W35km/h巡航をキープ。とにかく暑いので心拍は時々140を超える。サイコン33℃くらい。

 

L2~L3(名古木):49分52秒, 190W (NP194W), 74rpm, 157/172拍, 50%, 46:54, ダンシング率: 11.6%

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いつもの11-25と比べて11-32はもの凄く楽ができる。L2~L3で峠を登るならこれしかない。平地でのギアが少ないのが難点だけど。

 

今回は心拍160を目安に登る。パワーは割と変動するものの身体的な負荷を一定にしながら登れる感じ。エクストリームな条件下では心拍基準の方がよいかもしれない。峠は26℃前後と涼しい。

 

補給はゼリー系だけにしようと思ったが、固形物を入れないとどうも空腹感が出てくる。途中でおにぎり等を取る。帰路のR134は200Wの信号インターバルとなる。TSSが200というのは最小記録であり、確かに帰宅後の疲労感はいつもより少ない。

 

箱根詣で[1]

6時間36分, 144km, TSS219, 101W (NP144W), 75rpm, 127拍, 2426kJ (W'10kJ), ダンシング率2.9%, 44:56

 

 

BRM813つくば対策のため、休憩頻度少なめ、L2の走行メインにする。灼熱のつくばブルベはとてもエレガントなので、対策を考える。リア11-32、DHバーあり。

 

渚橋〜三枚橋

1時間53分、28.0km/h、113W(NP142W)、81rpm、124拍、30.2℃

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脚を使わないで最大限速く走れる強度を探る。8:45発。逗子海岸に浮かぶ要塞のような遊び場に今年は行きたいなあ。湘南の夏は平日も賑やかだ。そして渋滞も激しい。

 

横風成分多めの弱い向かい風で、160-170Wの32-37km/h巡航を維持。脚は体重を乗せるだけの脱力系ペダリングで回す。巡航時は心拍135-140でちょうどよい感じ。国府津から渋滞でゆっくり目。DHポジションでは下に踏む力が強くなりがちなので、早めの脱力を心がける。

 

箱根旧道

56分18秒、11.6km/h、171W(NP178W)、65rpm、153拍、29.3℃、ダンシング率13.9%

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三枚橋セブンでは休憩せず、そのまま旧道へ。斜度きつめなのは筑波山の林道と大差ない。PWR2.7倍としょぼいが、心拍的は楽ではないことがわかる。L2で30分で七曲り、全体で1時間弱ならブルベ的には十分だろう。ただ筑波山の方が路面が悪く暑い傾向にあるので、旧道よりもハードなのは念頭に置く必要がある。

 

平均勾配10%ちょっとの七曲りでは52-36、11-32の乙女ギアでインナーロー。ケイデンスは60rpmを下回るので、脚を溜めながら登るのは簡単ではない。勾配がきついカーブ内側で200Wまで上げると消耗が早くなる予感。七曲りの後でボトル2本が空になる。

 

200Wだったり150Wだったりとパワーのムラがあったので、全体を通して170W前後で維持できればよいという印象。気温によってはもっと出力を下げた方がよいかも。

 

元箱根セブンでおでんとおにぎりを補給。ここにいる間におでんの汁を含め1L近くの水分を摂取。20分ほど滞在したので長い休憩になった。

 

三枚橋〜渚橋

1時間55分、28.0km/h、103W(NP149W)、79rpm、132拍、31.1℃

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大磯でトイレ休憩。追い風基調。脚のタレ具合を確認。

 

小田原〜大磯間で巡航は150W前後。暑いと固定物の補給が進まず、帰路は大福1個のみ。これは要検討。

 

大磯〜江ノ島は150-200Wの35-40km/h巡航。追い風と走行風の恩恵を得られる。滑川からついL5L6に入れてしまった。そうしたら帰宅直前に頭がモワっとしてきた。たぶん軽度の脱水か熱中症だろう。ボトルの中身はなくなってはいない。水分あるいはナトリウムの補給が足りていない。

 

つまり、本日の走り方と補給の仕方では、140km走行後に体調が怪しくなることがわかった。

 

帰宅後に体重が1.5kg減っていたので、体重比で2%以上の水分が失われたことになる。これは運動パフォーマンスが落ち始めるポイントであり、走行中の主観とも一致する。

 

考えられる酷暑ブルベ時の対策

 

まずは走らないという選択肢が1つ。

 

冷却は水用ボトルを追加するか、おばあちゃんのパンストに氷を入れて巻くといった対策がある。デボヨ等のステンレスボトルもありだろう。

 

レースもブルベも卵運び競争であり、特に山岳区間は卵が割れやすい状況下にある。体内の恒常性がいとも簡単に崩れる。基本はこまめな補給であるが、言うは易し行うは難しの典型である。

 

ボトルに氷を多めに入れると、溶けた氷でスポーツドリンクの濃度が薄まり、体内での水分吸収速度が低下する恐れがある。マルチミネラルウィダーやナトリウムが入った何かをボトルに足すことにより、ボトル内のミネラル等の濃度を調整できる。固形物が入らなくなってきたら、レースでありがちなエネルギーゼリーとスポドリのカクテルも有効だ。マズいけど。一周回って美味しいという意見もあるが。

 

それから塩タブレット。かなり前に購入しておいたヒマラヤ岩塩タブレットを自宅にて発見した。これは使える。何錠か摂ったがお腹は壊していない。以前、真夏に建設現場でバイトをした際、水飲み場に塩分タブレットが置いてあった。

 

あと思い切ってペースを下げる勇気も重要だろう。下げたペースでタイムアウトになるのは、地脚が足りないか暑熱順化できていないかなので、仕方がない。なお、筑波山は全体的に下りの難易度が高いもしくは飛ばせないため、下りでのタイム稼ぎは期待できない。

 

暑ければ暑いほどいろいろとバランスを崩しやすいが、その暑さを心待ちにしている人も多いのだろう。

 

www.otsuka.co.jp

 

けいれんとマグネシウムの関係

L2L3領域のみで走っている時にけいれんを起こしたことはないが、灼熱のつくばでは何が起こるかわからない。前半調子に乗ってL4L5に入れるかもしれないし。

 

サプリメント辞典によると、摂取比率はマグネシウム:カルシウム=1:2が良いらしい。ウィダーやミネラル錠の成分表をみると、なるほどカルシウムの比率が高い。以下、トライアスロン誌の小冊子より引用。

・Mgの欠乏は筋けいれんや筋疲労の原因の1つであると考えられている

・高温多湿の環境下では1〜2L/hの汗

・汗に含まれるMgは12-60mg/L

・持久系の人は通常の食事に加え80-210mgのMgを補う必要あり

・持久系の人は380-420mg/dayのMg摂取が目安

・Mgの過剰摂取は他のミネラルの吸収を阻害する、お腹が緩くなる

 「MgBOOK for Endurance Athletes -マグネシウム- 闘い続けるアスリートの必須ミネラル」より一部抜粋

http://triathlon-lumina.com/triathlon/images/magbook_web.pdf

 

 

 

そでがうらサマーサイクルロードフェスタ(2016)

2時間3分、39.5km/h、196W(NP229W)、91rpm、172/187bpm、1422kJ、TSS170、ダンシング率:6.8%

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 120分エンデューロソロの出場となる。予定より1時間遅い5:15起床で5:40に出発する。アクアラインが断続的渋滞で、袖ヶ浦フォレストレースウェイについたのが、6:50頃となる。

 

7:20から3周ほど試走。サイコンの気温は30℃と暑かったので、2周でも良かったかもしれない。前から10-15列目にくらいに並び、スタートの合図を待つ。

 

1周目はバイク先導で、2周目からリアルスタートとなる。下りで毎周スピードコントロールをし、登り返しで頑張るというインターバルを繰り返す。前から20-40番手の位置で走る。

 

 マトリックスの選手が5人くらいで先頭をコントロールしているのが見えた。集団の速度が緩むところで前方に上がり、マトリックスの選手の付き位置で走る。

 

マトリックスの選手は2、3周ずつでローテーションしており、付いていけなくはないペースで周回を重ねる。

 

目の前のプロ選手は、登り返しで下ハンダンシングをしており、その安定性と回している感じが、アマチュアのそれとは全然違う。バイクは振れているけど、体の線がいつも真っ直ぐでブレがない。モチモチとした脚を溜めるようなペダリングだ。ダンシングが下手な私はすぐにコピーを始めた。

 

そのうちに下ハンダンシングのプロが先頭を引き始め、少し集団のペースが落ち着いた。10周過ぎだろうか。6人ぐらいの選手が逃げを形成し始める。ホームストレート手前で少しづつ遠ざかっていく。この逃げが決まったら面白いのではないかと思う。が、前のプロ選手が加速を始める。

 

「え〜そこ行っちゃうの(笑)」と心の中で思ったが、貧脚の私が文句を言えるはずもなく、ただただ付いていくことしかできない。半周もしないうちに逃げは吸収される。逃げメンバーはがっかりだろうな。

 

この辺までデータ的には毎周NP210-240Wの範囲にあったが、マトリックスの逃げ潰しの周はNP256Wであった。付き位置でこの出力である。

 

その直後の周だろうか。ヘアピン後の登り返しで周回遅れの選手が、イン側からあれって感じで微妙に外側に寄り始める。気が付いたときには、声を出す間もなく左側のラインが消えてしまい、前にいたマトリックスの選手と同様に芝生に突っ込んだ。バランスを崩している間に、マトリックスの選手は芝生の上をスムーズに登っていった。プロは脚力だけではないなと思った。

 

ギアがアウター側に入っていたこともあり、バランスを崩したまま完全に脚をついてしまう。データ的には静止していた時間は8秒だが、集団は遙か遠くに行ってしまい、実質的にここでレース終了となる。

 

周回遅れの選手に声掛けするだけで、コースアウトを防げた可能性が高いので、これは私の凡ミスである。その後の周回で再び似たような状況が出現し、声掛けしてことなきを得る。

 

無駄だとは思ったが数周もがいたところ、あっさりオールアウトしてしまう。この辺はクレバーに走った方が、後々のダメージは少なかったかもしれない。そうこうしているうちに、20名位の周回遅れ集団に追いつき、回復させながら走る。

 

1時間半過ぎで右の大腿四頭筋、少し後に左のふくらはぎが軽く吊り始める。芍薬甘草湯でドーピングをするが、粉が上手く口に入らない。困ったものだ。コピー中の下ハンダンシングでだましだまし走る。

 

ラスト数周で、第2、3集団と思われる速い集団とごちゃ交ぜになり、ラスト1周半で完全に置いてけぼりをくらう。先頭から2lap遅れでゴール。ボトル2本でも8割は消費していた。

 

一瞬の判断ミスやコミュ力の不足が命取りになることを実感した。いい感じの洗礼を受けたものの、結果としては極めて微妙。帰宅後は腹いせにビールを飲みながら、ゴボウや豚肉などをごま油で香ばしく焼き上げ、豚汁を作った。

 

ツールドつくば(2016)

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ツルつく:35分03秒、254W(NP262W)、172/183bpm、23.8℃、ダンシング率: 5.4%

 

スタート〜不動峠:15分59秒、NP253W

不動峠〜風返し峠:13分16秒、NP250W

風返し峠〜ゴール:5分48秒、NP282W

 

体重:62kg、車体:9kgちょっと

 

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→「ツールドつくば練

 

地の利を活かし、自分では前日受付せずに自走で向かう。

 

道中180W10分、240W5-10分程度のウォームアップをする。左膝のカクカクという違和感が生じたが、レース中は気にならず。

 

水不足を懸念するほどの良い天気。会場はゆるい雰囲気でウェアの感じもガチ勢からポダリング系まで様々だ。40人ずつ3分おきにスタートするので、スタートの位置取りにこだわる必要性はなかった。

 

ちびっこ集団がなぜか1つ前のスタートになる。3分後に先頭付近でスタートしたが、不動の入り口からすぐに20人ぐらいに抜かれる。周りの勢いの良さに驚く。250W固定で登り、不動峠までにゆるゆると10人ほどパスしただろうか。

 

筑波スカイラインからビルドアップするつもりだったが、パワー的には上げられていない。コースは貸切状態で走り屋がいないので、センターライン付近をのびのびと走る。あまりに人がいないので、これではいつもの練習と変わらないなと思いながら走る。走行中は気付かなかったが、追い風が顕著で全体的なタイムの良さに貢献していると思われる。

 

風返し峠手前でいいペースの人に抜かれたので、少しだけついていく。そのまま風返し峠からペースを上げる。データ的にはNP280Wなので、脚が残ってるんだったらもう少し前からペースを上げられただろうと自分でも思う。

 

最後ダンシングしたときに、後輪が微妙にスリップしたので、これはマズいなあと思いながらゴール。ゴール直後に前方の人の腕がプルプルしているのを見て、そこまで追い込めるメンタルを羨ましく思う。

 

手元のサイコンで目標の35分を切れなかったのは残念だが、これが実力。

 

つつじヶ丘から早期離脱し、35分を切ったら買おうと思っていた日本酒を買う。稲葉酒造ですてらのにごりを発見。クレジットカード端末の操作がわからない店員だったが、茨城のゆるさの中では全く気にならなかった。

 

ペダリング効率を簡単に上げる方法

そもそもペダリング効率に意味があるのか、という疑問がある。

 

半年間ペダリングモニターを使った率直な感想としては、練習の積み重ねでペダリング効率が上昇したとしても、それがパワーの増加によるものなのか、ペダリングスキルの向上によるものなのかは、判別しづらい。

 

ペダリング効率いまいち使えねーな」という意見は理解できる。

 

ペダリング効率の特徴の1つは、パワーが上がるにつれて効率(%)が良くなることにある。ペダリングが雑であろうが丁寧であろうが、高強度ではそれなりの数値が出る。

 

そしてレース全体を通したペダリング効率の平均値に意味があるかというと、微妙である。平均値としての効率が高いことと競技成績の良さは、上述の理由によりそれほど明確な相関を示さないと推定される。

 

ペダリング効率は、レース中のモニタリング(サイコンすらあまり見ないだろうが)およびレース後の振り返りの両方の場面において、意味を見いだしづらい。情報としてどう扱えばよいのか理解に苦しむ。効率は横に置いといて、ベクトルを重視すべきという見解もうなづけるものがある。

 

効率を高めることで速く走れるのか、あるいは脚が溜められるのかというと、そうでもない。集団内で脚をペダルに乗せているだけ時の効率は非常に悪いが、確実に脚を休められる(運動効率と機械効率の関係については以下の書籍を参照されたい)。

しかし、ペダリングモニターのサイトによれば、競技レベルが高い選手の方がどの出力においてもペダリング効率が良いので、効率に意味がないということはない。特に高強度におけるペダリング効率の重要性が示唆されている。

 

実際のレース観戦時に、プロとアマでは一定時間維持の高強度ペダリング(踏むより回す)に差があると感じた。回すというのは、大腿四頭筋への1点集中負荷を防げる反面、体の前面も背面も余すところなく使うので、より疲労を感じることがある。

 

プロはペダリングスキルが高いだけでなく、回すペダリングに耐えうる筋肉や心肺を有していると考えるのが自然である。したがって、ペダリング効率というのは、スキルだけでなく、腰回りの大筋群をどれだけ使えているかという指標にもなり得るのではないだろうか。

 

一方で、効率が良すぎても筋肉疲労が著しくなることから、適切な効率というのは選手によって異なる可能性がある。ラッファー曲線(最適な税率を超えると逆にトータルの税収は下がるというシムシティ的な)のような曲線が思い浮かぶ。

 

今現在の私のフィジカルおよびスキルだと、FTP付近を一定時間で丁寧に回す場合、バランス良く筋肉を使えている時の効率が、55-60%になるのではという気がする。

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出所:ラッファー曲線 - Wikipedia

 

 

さて本題だが、ペダリング効率をわずかではあるが、しかしはっきりと変化させる方法をたまたま発見した(ただしN=1)。

 

ある日、10分前後の坂でヒルリピートをしていた時である。疲労が溜まっていたので、SST強度でできるだけ楽をして登ることを意識していた。

 

もう少し尻を使えた方が楽に登れるのではないかと思い、BYCYCLE CLUBの臀筋ペダリングの特集を思い出そうとした。が、何も思い出せなかった。

 

次にクレヨンしんちゃんのイメージが浮かんだ。お尻プリプリ星人である。しかしペダリングの参考になる動きとは言い難い。

 

小雨で体が冷えたのかお腹が痛くなり、そのうちにペダリングがどうでもよくなった。波状攻撃に耐えつつも、坂をとりあえず登ってから、コンビニで休憩した。

 

そこでふとある動画を思い出した。

 

休憩後、ある動画の一部を延々と脳内再生させながら登った。するとペダリング効率(そしてよく見ればベクトル)が明らかに変化していた。脚をああしようこうしようと試行錯誤しながら登っている時よりも無理やり感がなく、良い感じだった。

 

以前に空手の師範が、突き蹴りを練習する際に何らかのイメージ(感触だとか視覚だとか)を持って行うことがすごく大事、と言っていたのを思い出す。そして脱力が極めて重要だとも。

 

突きを入れる場合、インパクトの瞬間はフルパワーだけれども、それ以外では脱力することで結果的に突きの威力が増すという。ボディ打ちの場合は、インパクトの時間が長くなることから、やや力を加える時間が長い。

 

これは自転車にも当てはまりがよく、2時3時付近で一瞬力を加え、なるべく早めに脱力する。私の場合、脱力が遅いと6時付近のベクトルが大きく下に伸びる。

 

ケイデンスが低いヒルクライムの場合には、ボディ打ちの要領で気持ち踏み出しを早めに、やや長めに力をかける。長すぎると下死点でのベクトルが・・・となる。脱力がある程度できているなと思ったら、腿を持ち上げる程度に抜重する。引き脚というよりは軽めの膝蹴りに近い。

 

ある動画の中で、スペシャルなアクションを起こした後、単独で逃げているシーンがある。

 

非常に弾力的でありながら滑らかにペダルが回されているのが、何とも印象的だった(プロの走りは多かれ少なかれそうなんだけど)。3本ローラー上なら「シャーシャーシャーシャー」ではなく「シャーーーーーーーーーーーー」というきれいな音が聞こえてきそうなペダリングだ。ただ今の自分のレベルでは長時間持つペダリングではないかもしれない。

 

その選手のペダリングそのものをイメージしていたら、それが神経を経て筋肉に伝わり、今までとは違う筋肉が動員されたと推測される。モノマネである。科学的に言えば、模倣や共感に関わるとされるミラーニューロンに関連づけられる。

 

イメージ想起からの半ば無意識的な走りなので、その走り方を再現するのが難しいといったデメリットはあるものの、試してみる価値はある方法ではある。

 

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トイレ我慢中のペダリング。11分17秒(信号あり)145拍

 

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 イメージ想起中のペダリング。11分24秒(信号あり)147拍

 

www.youtube.com

 

 

ヤビツ詣で[4]

 

5時間36分, 124km, TSS261, 108W (NP172W), 77rpm, 127拍, 2180kJ (W'39kJ), 45%, 46:54

 

最近はL3での巡航を意識しているが、この日はL2上での巡航となる。暑すぎず風もそれほどでもなくという良いコンディション。久しぶりに名古木からTTをしようと思う。

 

1時間55分で名古木セブンに到着。富士ヒルが近いためか朝からロード客で賑わっている。15分ほど休憩してから登坂開始。40分切りを目標とする。

 

序盤は追い風で運良く信号に引っかからずデイリーを過ぎる。ここまで4分20秒。250-260Wの間で突っ込み気味に蓑毛を通過。バス亭は13分30秒。

 

20分くらいで早くもでパワーが落ち始めてきたので、急斜面と緩斜面の入りはダンシング多め。ダンシングではできるだけ膝を蹴り出すように回す。こうすると下死点での失速が防げる感じがする。ベクトルを見ると下死点付近での抜重はまだまだだが。

 

菜の花台は28分20秒。このタレ具合だと40分切りは怪しいかもしれないと思う。維持できるパワーの下限が230W、220Wと下振れしてきているので、とにかく緩斜面で踏みまくる。前半オーバーペースで入ると、苦しさ15%増である。

 

初めて40分を切ったが、青信号と追い風がなかったら確実に無理だったので、再試が必要。

 

後で過去に作成したヤビツ偏差値を確認したところ、想定されるPWR(3.7W/kg)と現在設定しているFTPから求められるPWR(4.0W/kg)にけっこうな差が生じていることがわかり、見なかったことにした。バイク重量が11kg近かったので、重さの影響は多少はあるだろう。

 

L4(名古木):39分52秒, 242W (NP244W), 77rpm, 172/184拍, 53%, 49:51, ダンシング率: 14%

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下りでは雨後の筍のようにロードが登ってくるのが確認された。まあ自分もその1人なんだけど。ヤビツで心身ともに疲れたので、花水川橋まで脚は添えるだけの平均パワー60W巡航。花水川橋ファミマで休憩を入れた後、L3巡航を試みる。江ノ島周辺はいよいよ怪しい挙動の車や原付の割合が増えてきた気がする。

 

特に綾瀬市ナンバーの原付2台から危険な匂いがしたため、できるだけ近づかないように走る。結局、視界の範囲内では何も起きなかったが。逗子トンネルで無人アタックしたら、脚を引き上げすぎてハムから膝裏にわずかな痛み。超短時間の練習をサボっているせいか、体の使い方がなっていない。ファミマから約1時間30分で帰宅する。