つよポタミア

自転車関係などの雑記帳です。

コロナ、サイクリング、eスポーツ

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図 amazonの商品ページ

 

コロナウイルスの感染拡大により仕事や学業のみならず、自転車活動の変容も迫られているこのご時世である。今回はコロナ蔓延から自転車関連の展望を想像した。想像というよりも妄想に近いため、根拠はない。

 

ロックダウン下におけるサイクリング

 

都市封鎖が起こっても、外出を法的に罰することはできない(2020.3.27時点)。つまり、サイクリングは可能である。

 

朝のワイドショーで厚切りジェイソンが「アメリカ人は自分の身を守れるかどうかを気にするが、日本人は周りからどう思われるかを気にする傾向にある」旨の発言をしていた。そこで周囲を気にするという観点や走りの動機付けの観点などから、いくつか気になる点を挙げる。

 

①通常のサイクリングやトレーニン

サイクリング中に感染リスクが全くないとは言わないが、単独であればあまり他者と接触しない。海外では自転車通勤が推奨されるくらいなので、むしろ移動手段や体を動かす手段として望ましい可能性すらある。強いて言えば、コンビニ休憩中に感染リスクがある。基本は屋外でのサイクリング・練習になるため、普段通りに走るとしか言いようがない。

 

②グループライド

やや注意する必要がある。後でグループの1人が感染源になっていたことが判明した場合、公開されたSNSで練習相手を募っていたりすると、正義を振りかざした第三者から叩かれる可能性がある。

 

また、外出禁止の風潮が強くなった場合、お揃いのジャージで集団走をすると、非国民としてネットで叩かれる可能性も出てくる。閉じられたグループにおいても、都市部での自転車サークルは大きく集まるような動きを自粛し始めている。

 

③心肺機能の低下

コロナに感染すると肺の機能が一時的に落ちそうな気がする。どうも症状の個人差が激しいようなので「NHKスペシャル」などで科学的な見解をチェックしていくしかないだろう。

 

④モチベーションの維持

お金を払って多くの人がイベントに参加することが約束されている状況というのは、練習のやる気を高める上ではとても重要なことである。

 

JBCF主催の群馬や広島などはすでに中止の発表がなされている。参加者1万人規模のMt.富士ヒルクライムも現状では厳しいかもしれない。レースやイベントを設定することで練習のモチベーションを保つタイプの人は、なかなか難しい状態にある。

 

しかし、イベントがあってもなくても道路を使えるのであれば、大会実施の有無に関わらず記録を狙いに行く、という考え方もある。

 

すでに中止になったマラソン大会などで、個人でそのコースを走る人が散見されている。自分が出した記録に公式も非公式もないという発想であれば、それほどモチベーションを失わずにトレーニングを積むことも可能だろう。大会にお膳立てしてもらわなくても、走る人は走る。

 

コロナが自転車業界にとって追い風?

 

オーバーシュートしたらロードバイクが売れる。風が吹けば桶屋が儲かるみたいな理屈だが、実際に自転車通勤に切り替えている人が増えているという*1*2

 

コロナに感染したくない
→ 人が密集した空間を避ける
→ 電車に乗らない
→ 自動車か自転車通勤に切り替える
→ 都市部に車の駐車スペースはない
→ スポーツタイプの自転車が売れる
→ 自転車の競技人口が増える(?)

 

「自転車通勤で感染拡大を防ごう!」みたいなキャッチコピーがそのうち登場するかもしれないが、私は広告代理店の者ではない。

 

売れるのはクロスバイクかもしれないし、eバイクかもしれない。あるいはレンタサイクルのサービスが流行するかもしれない。利便性と健康意識と趣味感覚に訴求しうるのは、やはりロードバイクであろう。自転車に全く興味がない人から見ると、ただの自転車が50万円100万円もするということ自体ありえない。ということは、比較的低価格のカーボンロードの需要が増大すると考えられる。比較的低価格、といっても10万20万はするのだが。

 

都市部で自転車通勤が増えると、交通マナーの悪さが目立ったり事故のトラブルが増えたりするだろう。これらは課題として置いといて、増えた自転車人口をどう自転車競技の盛り上げと結び付けていくか。これは自転車競技に関わる団体の腕の見せ所である。

 

案としてはすでに出ているだろうが1つは仮想空間の利用である。ところで、株式会社ポケモンの企業理念に「ポケモンという存在を通して、現実世界と仮想世界の両方を豊かにすること」とある。

 

ポケモンにはポケモンという豊かな仮想世界があるが、自転車の仮想世界として代表的なものにZwiftがある。JBCFのレースは軒並み中止になりそうだが、Zwiftにお願いするか何かして、修善寺や群馬CSCのようなコースを作ってもらう。あるいはそのようなコースレイアウトを利用することも考えられる。

 

ちなみに、Zwiftとはインドアでのオンラインサイクリングやトレーニングを提供しているサービスである(月額2000円程度)。実施するには、スマートトレーナーまたはパワーメーターが装着された自転車(とローラー台)などが必要である。スマホアプリからイベントの確認等もできる(下図)。

 

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図 スマホでのZwiftアプリの表示画面

 

「JBCF Zwiftクラシック」のようなテストイベントを行うなどして、プロやハイアマチュア向けにとりあえずレースをしてもらう。しばらくは400Wのえげつないスタートダッシュが見物だろう(結局は外国人勢が強いことがわかるだけかもしれないが)。選手ライセンスやアテンダント掲示は全てweb上のやり取りで完結させる。youtubeで生放送をして、専門家がしっかり解説を行うことも重要だ。

 

ある種のeスポーツになるため、ローリング落車等は発生しないので安全性は極めて高い(ただし、実走で必要な技術は順位にあまり反映されないのが難点)。バーチャル空間を使用したレースは物珍しさからニュース等に取り上げられる可能性があるので、ちょっとした広告宣伝にもなり得る。

 

もう1つチャンスがあるとしたら、コロナ禍が一段落するとゲーム障害の問題が顕在化してくることにある。「ゲームばっかりしていないで外で遊びなさい」などの注意が全く通用しない子どもが増える(すでに久里浜医療センターはパンクしている)。任天堂が「みまもりswitch」のCMを保護者向けにバンバン流しているが、これは任天堂が「ゲーム障害の子どもがこれから増えることが予想されます」と暗に言っているようなものである。


ゲーム依存にはゲームで解決するというのも1つの考え方である。インドアでも十分運動になるのはトレッドミル、ローラー台、筋トレ、ビリーズブートキャンプのどれかである。この中で最もeスポーツとの親和性が高いのはどれだろう。

 

eスポーツと自転車を組み合わせたzwiftは、現時点ではおじさん(またはお姉さん)の遊びみたいになっているところがあるが、これを子どもの遊びとして利用しやすい環境を整える。廉価版のスマートローラーや自転車が必要なのがネックではある。

 

なお、自転車とは全く関係ないが、ある仮想現実における架空のキャラクターを愚息が発案した(下図)。

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図 たねOOOン(「いらすとや」より筆者作成)