つよポタミア

自転車関係の雑記帳です。

Mt.富士ヒルクライムでブロンズ90分を切るための攻略法

Mt.富士ヒルクライムのコースは、路面が良くて道幅も広く、4%の緩斜面と7%の急斜面が交互に出現して走りやすいといった印象がある。 このコースを攻略する上で、以下の基本的なポイントが挙げられる。

 

1. ウォームアップ

2. 補給量

3. ビルドアップ

4. 風向きと緩斜面と平坦区間

 

1と2は個人差が大きいため省略。

 

3については、1時間全力で維持できそうなペースの10-15%減から入る(主催者選抜の部を除く)。勾配が緩む4km過ぎからペースをどの程度上げるかどうかは、本番での調子次第となる。もちろん急に上げるわけではなく、ビルドアップ気味に上げていくイメージで。

 

4はあらかじめ考慮する余地がある。「てんきとくらす-富士山」などで当日にはおおよその風向きが予想できる。ただし、前日に晴れ予報が出ていても、当日に土砂降りでコースが短縮されるという可能性もある(例:2015年乗鞍ヒルクライムスプリント)。

 

 

 

富士ヒルのコースでは、6~12kmまでは西向き、13~17kmは南向き、20km~は東向きに走るので、特に向かい風区間(主催者選抜の部であれば横風区間)はどこになりそうかを把握する。山の天候は難しいので、予報は必ずしも当てにはならないが。

 

また自分がどういう走り方をするタイプなのかを、把握するのは損ではない。例えばこのような登坂マトリックスが考えられる。図にある緩斜面というのは4%未満、急斜面というのは7%以上をイメージしている。

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 出所:筆者作成

 

もしレース中のある時点において、自分と比べて周囲のライダーが「①急斜面も緩斜面も速い」または「④急斜面も緩斜面も遅い」のであれば、そもそも自己申告タイムが間違っているか、何らかのトラブルで出遅れた状況が考えられる。つまり①や④の状況では周囲との差を考慮する必要がない。単独TTをするしかない。

 

赤いマスは、相対的に「②急斜面で速く、緩斜面で遅い」タイプで、体重が軽く急斜面でタイムを稼げるクライマー系の人である。急斜面でも重力を感じさせないヒラヒラとした軽快な登坂がイメージされる。

 

一方の青いマスは、相対的に「③急斜面で遅く、緩斜面で速い」タイプで、重量級または平坦系の人がイメージされる。緩斜面でタイムを稼ぐべく、意識的に回している人もこのタイプに属する。私自身がおそらくこれに当てはまる。

 

そこで少しでもタイムを縮める(あるいは脚を節約する)ためのシンプルな策は、緩斜面において、自分より少しだけ速い人への付き位置を試みることである(怒られない程度に)。相対的に速すぎる人はペースが乱れるだけなので付かない。横風区間でも、風下に入ることで多少は楽ができる。もっとも本番では、向かい風区間で自然発生的に列車が形成されるのかもしれないが。

 

例えば、下図のAさんからDさんの4人は、富士ヒル90分の走者とする。だが踏み方がそれぞれ微妙に異なる。この場合、緩斜面ではAさんはBさんをターゲットに、BさんはCさんを・・・となる。ではDさんはどうすればいいのか。Eさんを探すか、いなければ先頭交代を促す。

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出所:筆者作成

 

しかし実際には、ある瞬間において周りの人が、結果的に自分と同程度のタイムになるかどうかはわかりえない。例えば自分がBだとしたら、Cさんだけでなく、Fさん(自分よりタイムが良い)やGさん(自分よりタイムが悪い)にも付くことができる。 

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出所:筆者作成

 

 90分切り狙いであれば、周りに人がわんさかいるはずなので、お友達探しにはそれほど困らないだろう。走り方がある程度シンクロしていれば、パックで先頭交代しながら走るのもよい。

 

最後の平坦区間ではトレインの恩恵が大きいので、21km通過後から平坦が速そうな集団や人を見繕っておく。脚が残っていなくても、後ろに付けば少し休めるのでここは頑張る。数少ない経験から言えば、ピチピチのチームジャージを着たガチムチの浅黒いおじさんは、平坦が速い傾向にある。

 

なお、私はMt.富士ヒルクライムに参加したことがないため、現時点では机上の空論でしかないことを明記しておく。

 

あと精神的に垂れそうな16km過ぎで、shotzなどでのカフェイン注入は人によっては凄く効果があるかも。メイタンや眠眠打破でもいいけど。