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つよポタミア

自転車関係の雑記帳です。

富士山トリプルクライム<後半>

富士山の西を南下するルートでは、牧場や草原の風景が見所である。下りきった後の富士宮ファミマで補給と長めの休憩を取る。脚を残したつもりだったが、すでにだいぶ消耗している。脚だけでなく腰にもきているのが辛いところ。ヒルクライムを激しく行うとだいたい腰が痛くなる。

 

篠坂の自販機でボトル2本を満タンにする。以後、スカイラインの5合目まで水分は補給できない。太陽がじりじりと照りつけておりガーミン温度計は25度を表示しているが、富士山は相変わらず雲に覆われている。

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スカイラインも以前登ったことはあるが、6〜8%の坂が延々と続くといった印象で脚を休めるところが余りない。スバルラインと違って交通量は少ないが、下りでもアクセルを踏んでいる気合いの入った車を見かける。一方、こちらは脚が売り切れてきたのか「5合目まで行かなくてもいいんじゃないの?」といった悪魔の囁きが聞こえてくる。

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駐車場で1回ストレッチを入れ、何とかスカイラインの料金所っぽいところまでくる。脚を溜めたつもりだったがもうスカスカだ。これがトリプルクライムの怖さか。でも残りヤビツ1.5本分だと思えば登れるだろう。

 

標高2000mを超えると、ちょっと踏んだだけで心拍が150に達する。耳の裏から脈が聞こえる。膝の上、太もも、腰が痛い。200m置きに出てくる距離表示を頼りに這うように登る。篠坂から4時間、ヘロヘロで5合目に到着する。手持ちのおにぎりを食べたら補給食が尽きた。時刻は18:30。夕焼けの綺麗さは格別なものがある。

 

だが寒い。5合目の気温は9度。長袖インナー、半袖ジャージ、サイクルベスト、薄手ウインドブレーカーを重ね着して下ろうとしたが、かなり寒い。さらに雨具を装着した。雨具がなければどうなっていたんだろうか?

 

水ヶ塚駐車場を過ぎる頃にはすっかり暗くなり、路面がだんだんウェットになってきた。気を付けねば。下るにつれて霧が濃くなり、ヘルメットライトの光が反射して視界の半分が真っ白になる。ヘルメットライトを消し前照灯のみにする。しかし見えるのはサイドのラインと点線のセンターラインのみ。夢の中を走っているよう。本当に違う世界へと誘われないよう低速で下る。

 

道の駅すばしりに着いたのは20時過ぎ。日没時間である19時には間に合わなかった。車内の食料を食べ、近くのスーパー銭湯に入ったら眠気に襲われたので、再び車中泊。翌日の月曜4:30に起き、始業までに間に合うことを期待して出発した。

 

result

距離:204km

獲得標高:5380m

平均心拍:130bpm

平均cad:61rpm